SDGsが胡散臭いと言われている理由は?だまされないためにやるべきこと

世界中でSDGsが叫ばれ、日本でも話題になっていますが、どうも胡散臭いなと感じてはいませんか。

しかし、SDGsの実態を知らぬまま胡散臭いと思うのは非常に間違いだと言えます。

そこで今回は、SDGsの胡散臭い理由についてお話ししますので、参考にしてみてください。

目次

SDGsが胡散臭いと言われる理由は?

SDGsが胡散臭いと言われている理由はいくつかあります。

地球温暖化問題など対象が見えにくい

SDGsにはたくさんの目標がたてられていますが、そのなかに地球温暖化に関することもあります。

地球温暖化と言われても、一般の人たちは体感しづらいことですし、なぜ意識しないといけないのかという関心も薄い傾向にあります。

まずは地球温暖化とはどういうものなのか、進行すれば何が起きるのかを理解してもらわなければなりません。

お金儲けの道具にされていそう

東京オリンピックなど、選手ファーストなはずですが、なぜかお金儲けのためだけに開催されていると一部では言われていました。

このような大きなイベントは商業目的になるのは当然かもしれませんが、その延長上でSDGsもお金儲け目的ではと考えてしまう人がいるのは不思議ではありません。

とくにSDGsは貧困や格差をなくし平和のために行うものですから、お金儲けと考えてしまうと余計に拒絶感がうまれます。

持続可能が意味不明

SDGsは持続可能な開発目標という意味があります。

ですが、この意味を聞いて理解できる人はほとんどいないのではないでしょうか。

貧困や飢餓をなくそう、という分かりやすい目的であればいいですが、持続可能な開発目標という目的が分かりづらいようにしているため、胡散臭いと感じられます。

SDGsのバッジが怪しい

みなさんは、待ちゆく人のスーツの胸につけられたカラフルな円状のバッジを見たことはありませんか。

これはSDGsのバッジですが、あまりにもカラフルで目立つため、なんだか胡散臭いと感じる人もいるはずです。

SDGsのバッジを付けている人は、環境や貧困問題に関心があることは分かりますが、あまりにも熱心すぎると宗教のように感じられるかもしれません。

今すぐになんとかしないといけない問題ではない

みなさんは、地球温暖化が進んでいる、途上国で貧困が深刻だ、と言われても自分や家族のことではないため今すぐ何かしようとは感じないのではないでしょうか。

とくに日本でもかなり不景気が続いている影響もあり、自分だけでも大変なのに全くの他人を助けようという気持ちが起きないのは当然のことだと言えます。

まずは日本が昔のような潤いのある時代に戻れば、もっとSDGsに関心を持つ人が増えてくるのではないでしょうか。

SDGsは胡散臭い?信頼できる?

SDGsは誰かが勝手に決めたものではなく、国連の提案により193国から採択されました。

つまり、多くの国が周知している内容のため、胡散臭いと考えるのは非常に危険だと言えます。

しかも、SDGsの内容は私たちにとってもまったく無関係なものばかりではありません。

例えば、

・全ての子どもに、無償で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする[s1] 

・子どもや障がい及び、ジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良する

・全ての男性及び女性へ人間らしい仕事と同一労働同一賃金を達成する

などが該当します。

もちろん、途上国の発展がメインにはなりますが、私たち先進国でもまだまだ大きな問題はありますので改善していかなければなりません。

SDGsは胡散臭くない!個人や企業がやるべきことは?

SDGsの目標を達成するためには、政府だけではなく企業や個人も意識、行動しなければなりません。

企業がやるべきことは?

企業は、まずSDGsのことを理解し、会社規模で何ができるのかを考えないといけません。

やはり、SDGsくらいの大きな規模感のものは企業や政府から動かないと、個人にはなかなか伝わりません。

企業は株主の関係もありますので、なるべく社会貢献から売上につながるようなことができれば評価をしてくれるのではないでしょうか。

また、社会貢献につながれば会社としての評価も高まるため、取引先の新規確保や採用関係で大きく進展する可能性があります。

個人がやるべきことは?

個人単位では、食べ物や衣類など、徹底的に無駄をなくすことが重要です。

食品なら食べきれないものは買わない、だされたものは完食する、衣類なら必要以外のものは買わない、少しくらい汚れたからといってむやみに捨てないようにするべきです。

SDGsは個人でも企業でも、できることはたくさんあるため、世の中のために貢献してみてはいかがでしょうか。

まとめ

SDGsは一見、胡散臭いと感じてしまうかもしれません。

それは単純に情報不足で、一方的な決めつけでしかありません。

SDGsはたくさんの国が周知しており、進めていることですから、胡散臭いというわけではありません。

まずはみなさんがSDGsを理解し進めていくことで、世界は救われるのではないでしょうか。


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